J2プレーオフの浪漫

来年ファジアーノと戦うJ1クラブが、今週末から来週末にかけてのJ1昇格プレーオフで確定します。

千葉、徳島、磐田、大宮。さて、どこが昇格してきたら岡山に都合がよく、どこが昇格してきたら都合が悪いのでしょうか。

・リーグ戦の戦績

千葉7勝7分け16敗(平均勝ち点0.97)徳島13勝8分け8敗(平均勝ち点1.62)磐田2勝6分け2敗(平均勝ち点1.2)大宮3勝7分け4敗(平均勝ち点1.14)

千葉との相性が悪いイメージがあり、実際に平均勝ち点は一番低いのですが、そこまで極端ではありませんでした。アウェイは4分け11敗と鬼門なのです(天皇杯で1勝だけ)が、裏を返すとホームは7勝3分け5敗と互角以上。何よりも徳島かもーん。

・トップチーム人件費

単純に最新の数字である2024年の数字を並べると

千葉8.89億 徳島10.10億 磐田27.19億(J1)大宮7.19億(J3)*岡山6.68億

ただ、2024年はJ1にいた磐田、J3にいた大宮を同じ条件で比較するのはおかしい気がします。幸か不幸か磐田と大宮は2023年にはJ2だったため、J2最新年度としてこの時の数字を入れると、

千葉8.89億 徳島10.10億 磐田14.13億(2023)大宮7.92億(2023)*岡山6.68億

・・・磐田さん、金満すぎん・・・?大宮が最低なのは意外ですが、あそこはRBがついた2024年で主体が変わっているからなあ。。。

・遠征難易度

徳島<<磐田<<千葉、大宮

以上の3点だけを基準にすれば、徳島昇格がありがたそうです。

岡山視点以外の注目ポイントとしては、

千葉が昇格した場合・・・2005年の東京V降格以降初めて現存オリジナル10の9クラブがすべてJ1に揃う

徳島が昇格した場合・・・四国唯一のJ1

磐田が昇格した場合・・・2015年以降続く「磐田と横浜FCのJ1J2泣き別れ伝説」がまた1年更新。

大宮が昇格した場合・・・J1経験クラブがJ3まで落ち、その後J1に生還したなら大分トリニータに続く2クラブ目

この観点からは、千葉か磐田の昇格も捨てがたい。大宮はどうでもいいかも…監督解任がなければ「長澤ダービー」だったんですがね。。。

何はともあれ、どこがあがってくるのか。かたずを飲んで他人事を見守ることにします。