WBC・次期日本代表監督を考える

WBCは残念な結果に終わりましたが、井端監督へのバッシングはかなり違うと思います。「リーグ戦なら、2勝1敗ペースで優勝、1勝2敗ペースで最下位」なのが野球というスポーツです。準々決勝以降が全部一発勝負になった時点で、このような結論は十分想定内でなければなりません。一発勝負についても、コインを投げれば必ず表か裏のどちらかが出るけれど、表が出たから表が裏より優れているわけではありません。こんなことをしているから、日本代表監督の受け手がいなくなるのでは・・・?

過去のWBCの日本代表の戦績は、日本代表監督の日本一経験の有無と完全にリンクしています。制覇を果たした王監督、原監督、栗山監督はすべてWBC以前に日本一経験を有しており、制覇を果たせなかった山本(浩)監督、小久保監督、井端監督は、日本一未経験・・・ていうか、小久保監督と井端監督はNPB監督すら未経験でWBCに臨んでいます。・・・この国は、日本代表監督をどのように位置づけているんだろう。。。

個人的には、日本代表監督は、若手の登竜門ではなく、日本一を経験した実績ある監督から選ばれるべきだと思っています。21世紀(2001年以降)の25年間で日本一になっている18人は、こちら(敬称略)。

若松(01)、原(02・09・12)、王(03)、伊東(04)、バレンタイン(05)、ヒルマン(06)、落合(07)、渡辺久(08)、西村(10)、秋山(11・14)、星野(13)、栗山(16)、工藤(15,17-20)、高津(21)、中嶋(22)、岡田(23)、三浦(24)、小久保(25)

このうち物故者の星野監督は当然として、年齢的に王(1940年生)、若松(1947年生)、バレンタイン(1950年生)も無理でしょう。落合(1953年生)、岡田(1957年生)、原(1958年生)もそろそろ時代が終わりつつあるというべきか。。。過去に一度制覇した原、栗山両監督をもう一度引きずり出すのは胸が痛い。今更外国人監督とも思えないので、ヒルマンも除外。

そして、次の監督は「27年プレミア12での五輪出場権獲得」→「28年五輪」→「29年かもしれない次期WBC」と、割と切れ目のない重いミッションを課せられます。今年NPBの指揮を執っている小久保監督も、ないでしょう。

・・・こうして年齢その他で削っていって残るのは、伊東(1962年生)、渡辺久(1965年生)、西村(1960年生)、秋山(1962年生)、工藤(1963年生)、高津(1968年生)、中嶋(1969年生)、三浦(1973年生)の8人。・・・工藤、秋山、中嶋あたりがやってくれたらいいのですが。実績で抜けている工藤は前回断ったという噂もあるけれど…?あと、こうして並べてみると、NPBって若手指導者があまり育っていないことないですか・・・?