鬼畜サンフレッチェ
最近Jリーグ界でも流行しつつあるダイナミックプライシング、つまり「ほっといても売れそうな人気チケットは高く、売れ残りそうな不人気チケットは安く」という流れですが、サンフレッチェ広島の見事なまでの鬼畜さには脱帽しました。
https://www.sanfrecce.co.jp/tickets/schedule
3段階の人気の中でも最上級の「☆☆☆」がつけられたのは、19試合のホームゲームのうち
2/23(日・祝)横浜Fマリノス…ホーム開幕戦
4/12(土)岡山
5/03(土・祝)福岡…GWど真ん中
8/10(日)清水…夏休みど真ん中
8/16(土)ガンバ大阪…同上
の5試合でした。Jリーグのオリジナル10であり、J2にも1年しか落ちたことがないクラブだけに、J1でのチケット販売データは十分なはずなので、「チケットの売れ行きは、対戦相手より日程で決まる」という傾向がはっきり出ているからこその日程重視の☆設定なのでしょう。でも、そうすると他の4試合は日程的な後押しでの理由が分かりやすいのですが、4月12日だけ異質すぎやしませんかね…?
サンフレッチェの狙いは、岡山サポーターから容赦なく搾り取ることにあるのではないかとも思いましたが、広島の新スタジアムは大入り満員でチケット売出日に自サポすら瞬殺されること、アウェイサポーター枠は極めて狭いことから、そもそも会場には入れる岡山サポーター自体が少なそうで(皆さんまだあまり気づいてなさそうですが…)、搾取し甲斐はないはずです。手近な昇格組の虐殺を自サポに高値で見せびらかす気でしょうか。
いずれにしても、サンフレッチェの真意は鬼畜であると言わざるを得ません。J1は恐ろしい…