長期的視野の発生源?

J3のツエーゲン金沢が伊藤彰監督を解任したとのこと。金沢は2014年のJ3参加以降、これまで一度も年度途中に監督を解任したことがなかったのですが、その歴史は2025年をもって終わりを告げました。・・・これによって、「監督途中解任未経験クラブ」は、2009年のJ2昇格以降年度途中に監督を解任したことがないファジアーノ岡山と、2023年のJ3昇格以降(以下略)のFC大阪だけとなりました。・・・FC大阪は年数が年数だけに、これは岡山にとってはかなり名誉な記録じゃないでしょうか。・・・少なくとも、歴代2位で途絶えた(?)J2連続在籍よりも。。。

そんな岡山は、かつて浦和レッズの監督を務めたことがある大槻くみちょ・・・もとい、大槻毅氏のヘッドコーチ就任が話題となっています。大槻氏は木山監督の筑波大での1年後輩にあたるわけですが、もともとファジアーノ岡山の監督人事自体、

手塚聡(中大)→影山雅永(筑波大89年度卒)→長澤徹(筑波大90年度卒)→有馬賢二(日大)→木山隆之(筑波大93年度卒)

と、かなり筑波色が強い流れとなっています。実は、木山監督就任直前の2021年秋、木山監督は降格の危機に瀕したガンバ大阪に9月末にコーチとして加入し、短期間で立て直して降格を回避したため、このままガンバ大阪監督になり、ファジアーノ岡山監督には大槻氏が就任するかも…と予想してたりしました。学閥って案外大事なんだなあ。。。

ところで、そんなファジアーノの天皇杯の北九州戦は、まだまだ空きがあるようです。ここはJ1リーグでシーパスとして売っている約9000席も売りに出ているはずなので、

「見たくても見られない!」

という層はぜひ晴れの国スタジアムへ。。。