鉄ヲタさん待望論
最近某委員会の界隈で課題として浮上している県北の当番・国選体制について半分酔っ払い、半分素面で議論していて、
「そうや、鉄ヲタさんたちを引きずり込…もとい、ご協力をいただけばええんや!」
という結論に至りました。
岡山県北部の刑事施設の最寄り駅は、津山駅(津山署・津山拘置支所)、林野駅(美作警察署)、中国勝山駅(真庭警察署)、新見駅(新見警察署)と、すべて姫新線の沿線にあります(津山線・亀甲駅の美咲警察署は留置施設が既に廃止されているため、当番・国選で出動する機会は、事実上ほぼありません)。そして姫新線といえば、今でこそ「再構築協議会」という名の廃線へのカウントダウンが刻一刻と迫る芸備線に世の関心が集中しているものの、その芸備線、因美線と並んで「岡山県内で廃止になりそうな路線」として名指しされている路線です。
これは鉄道路線に限った話ではありませんが、こういう施設は廃止が決まってから集まったところで自己満足にすぎません。ギリギリで踏みとどまっている段階でこそ、全力で支えるべきなのです。
その点、県南の弁護士が国選・当番業務として県北名簿に登録することは、毎日ではないにしても、県北の路線に貢献することにほかなりません。そして、我々公共交通派のカタギにとっては「地獄」でしかない「県北かぶり」、すなわち複数の県北警察署に身柄事件を抱えてしまうことは、鉄ヲタさんにとっては業務の中で趣味、否、快楽を味わえるという夢のような環境なのではないか…!?という理論構成です。美作警察署と新見警察署に同時に事件を抱えたため、姫新線を乗り換えながら両警察署間を移動する…我々にとっての悪夢を娯楽に変える能力が、鉄ヲタさんたちにはあるのです。
というわけで、某委員会は、鉄ヲタさんに限らず、県北名簿への登録をお待ちしております。
