誰がのための「平等」

今朝の山陽新聞を見て、

Σ( д) ゚ ゚

となりました。。。

【独自】女性弁護士、ゼロワン地域が5割 裁判所の支部管内で不足顕著(共同通信) - Yahoo!ニュース

総本山が従来の課題としていた「元祖・ゼロワン問題」がほぼ解決しつつある今、次に目をつけるのがこの問題じゃねえかとは、正直予想していた(さらに言うならば、なぜこの問題が今出てきたかについて心当たりがなくもない)のですが、「女性弁護士ゼロ」ではなく「女性弁護士ゼロワン」って、全地裁支部で女性弁護士が2人(以上)必要な理由ってなんなんでしょうか。そこで例に挙がっている性被害やDVで、両当事者が女性…という例は、控えめに言ってかなり稀少だと思うのですが。

そして、この問題を解消するために影響を受けるのが「女性弁護士の職場選択の自由であるという点」を、推進派が果たしてどの程度本気で考えているのか、という点は、現状謎であります。弁護士が登録場所を自由に選んでいる現時点で生じているのが都市部偏重なので、それを平準化しようとする行為は、まさに職場選択の自由の修正にほかならないはずです。ところが、これを「女性弁護士」に限ってしまうと、そこに生じるのは「女性弁護士が女性であるがゆえに職場選択の自由の修正を受ける」という、なかなかにアレな現象である気がするのは、気のせいなのでしょうか。。。