子どもの喧嘩?

突然四国新幹線への支持を表明した岡山市長ですが、整備新幹線の費用負担は国と都道府県(市町村、ではない)が2:1で負担するという大原則に照らし合わせると、実に趣深いものを感じます。

実現するかどうかを別にすれば、現在本命視されている十字型ルートの建築費は約10年前の試算で約1.6兆円だったこと、同ルートの約300kmのうち、岡山県内と予想される部分は約30kmであることから試算すれば、岡山県の負担は約500億円強となります。・・・あれ、サッカー専用スタジアムの想定工費が約200億円強と言われているのと比較すると、案外安くね???(←感覚がバグっている)ただし、四国新幹線の工費試算はコロナ禍&人不足問題の深刻化以前になされているため、今実際に建てる場合の工費は、間違いなくここからさらに大幅に増えるでしょう。

そういえば、市長は県が主体になると予想されているスタジアム新設についても、煽るようなことを言っていました。岡山市が計画した新アリーナ計画に岡山県が協力しなかったことに端を発するこの問題ですが、もう子どもの喧嘩レベルな気がします。他人事に好き勝手なことを言えるっていいなあ。・・・あれ、このスタンス、もしかして私と全く同じ?

ただ、派手な話もいいけれど、完成してから結構経つ瀬戸大橋の大規模修繕費とかは、まともに積み立てられているのかどうか、少し心配だったりします。