保釈強化週間
何が起こっているのか、ここ1週間で、保釈決定4連発(うち1件は準抗告認容)。・・・全部国選です。別々の名簿での配点や再逮捕・再々逮捕による勾留ペースのズレ、追起訴のタイミング、受け入れ側の事情などもろもろが重なったとはいえ、これだけ保釈申立てが必要となるタイミングが重なる状況は、異常と言わざるを得ません。
私が弁護士になった約25年前に、もう「昔話」としてではありましたが、
「私選の保釈成功の報酬は、保釈保証金が相場だった」
などという、日本語なのに意味がよく分からない噂を聞いたことがあります。この意味不明の概念に基づけば、私の今月の報酬は・・・!?このあたりの世代が好き勝手やったせいで司法改革推進派の声が大きくなり、その結果我々がひどい目に遭っているという説は、非常に説得力があります。ちなみに、国選での加算部分も容易に出せますが、悲しくなったのでやめました。