へドリアン女王よ、永遠に…

テレビ朝日、スーパー戦隊が放送終了へ 半世紀49作の歴史に幕 - 日本経済新聞

…1976年生まれの私にとっては、幼少期に常に共にあったシリーズでした…orz

そういえば、長男は笑六法ならぬショウロンポー司令官が活躍?する「宇宙戦隊キュウレンジャー」を見ていたのですが、次男はスーパー戦隊にはついに興味を示してくれませんでした。これも残酷な時代の流れだったのでしょうか…ちなみに、私の遠い記憶に残っているのは「電子戦隊デンジマン」(1980)、「太陽戦隊サンバルカン」(1981)あたりで、この2シリーズでのラスボスを曾我町子さん=へドリアン女王が続けて務めたことは、今なお強烈に記憶に焼き付いています。「スーパー戦隊」の歴史の中でも、複数のシリーズに登場した敵幹部は、へドリアン女王だけだったそうな。

以前、「機動戦士ガンダムZZ」(1986)でハマーン様ことハマーン・カーンという女性が明確なラスボスを務めたことの歴史的意義をここで指摘した気がしますが、へドリアン女王はこれより6年も前にラスボス獲得の快挙を成し遂げていたことに初めて気がつきました。私としたことが、なんという見落としを…!どこぞの総本山がやたらと推し続ける(そして負け続ける)ジェンダーですが、もし彼らが本当にジェンダーを推すのであれば、その理想とする体制を40年以上前に実現していたスーパー戦隊をこそ敬うべきだったのです!大切なものは、いつも失ってから気づくのです。