おそるべき冤罪の確率
私と「誕生日」「血液型」「出身大学」が同じことで知られる同業デスマスク先生について、「異常なほどの牡蠣好き」という情報がありました。「異常なほどの」という部分は主観が混じるので措くとしても、2人の別人格において、たくさんの食べ物の中で他者から見て特徴として出てくる程度に好きなものとして、真っ先に牡蠣が挙がる確率は、そう高いとも思えません。私とデスマスク先生の謎の一致率が、さらに高まってしまいました。
前記の要素を確率化した場合、
弁護士・・・1億2000万分の4万=3000分の1
誕生日・・・365分の1
血液型・・・10分の2(日本人におけるB型の占有率)
出身大学・・・私やデスマスク先生の時期の司法試験合格者中の占有率は約10分の1
これを全て掛けた場合、5475万分の1となります。パーセント表記にした場合、0.0000018%です、たぶん。・・・ということは、もともと日本における「某日に生まれたB型でビッグベアー大学出身の弁護士」は、計算上、日本に私とデスマスク先生の2人、場合によってはもう1人しか存在しなかったわけですが、ここへさらに「かなりの牡蠣好き」も加味した場合、私と彼の一致率は数億分の1か、それ以下になってしまいそうです。
・・・これだと、一昔前のDNA鑑定なら同一人物判定されてしまうのではないかと心配になって調べてみたところ、足利事件で有罪の根拠とされた当時のDNA鑑定の精度は、なんと約1000人に1人程度だったそうです。犯行現場に残された真犯人であるデスマスク先生のDNAを証拠として私が逮捕された場合、当時の技術水準ならば有罪にされていた可能性が高いことになります。これは浮かばれない・・・!